(NURO 光 ONU HG8045Q)+(BUFFALO WiFi ルーター WSR-2533DHP の中継機能)

NURO 光で貸し出される ONU の一つである HG8045Q に、BUFFALO の WiFi ルーター WSR-2533DHP の中継機能が使えるか、確認。

結果から先に書くと、中継機能は問題なく使えた。 中継機能を使うと、家の 1 階に ONU を設置し、家の 2 階に WiFi ルーターを設置して ONUWiFi ルーター間は無線で通信し、2 階の通信機器は有線・無線を使って 2 階に設置した WiFi ルーター経由でインターネットにアクセスできるようになる。DHCP なども ONU 付属のサーバーは無効にして、WiFi ルーターのネットワーク側に用意したサーバーを使用することなどが可能になる。 クライアント端末を ONU に有線接続して、WiFi ルーターのネットワーク側の端末にアクセスすることも可能(ハブが有線で繋がれてるのと同じ感覚でネットワークを利用できる)。

中継機能の設定は WiFi ルーターの説明書通りに行えば良いが、自分が気になった点は下記。

  • 説明書記載の手順で WSR-2533DHP の WPS モードを有効にした後、HG8045Q の側面に付いている WPS ボタンを 5 秒程押し続けた後、離す (HG8045Q の WPS インジケーターが点灯することを確認)。 手順的にはこれで、数分ほど待てば自動で中継機能が有効になるはず
  • 運用予定の機器配置場所で中継機能の作業手順 (WPS を使用する方法) を実行しても繋がらない場合、一度、ONUWiFi ルーターをすぐ近くに設置して、中継機能の作業手順を実行してみる。自分の場合、初回接続は離れた場所では成功しなかった。一度接続成功した後は、運用予定の場所に持っていって電源入れるだけで、再接続してくれた
  • 中継機能使用時、SSID は WSR-2533DHP の SSID ではなく、HG8045Q の SSID しか見えなくなるので、注意。正直、HG8045Q と WSR-2533DHP のどちらの SSID に繋がっているのか、良く分からない。5GHz/2.4GHz の各帯域も、HG8045Q と連動しているので、注意。例えば、HG8045Q と WSR-2533DHP 間は 5GHz のみで行い、WSR-2533DHP の方では 2.4GHz も使えるようにしたい場合でも、HG8045Q 側で 2.4GHz を無効にすると中継機能で見える SSID も連動して消えてしまう
  • 本当に中継機能が有効になっているのか確認したい場合は、WSR-2533DHP の管理画面で、状況の確認が行える
  • もしくは、有線が使えるのであれば WSR-2533DHP に有線接続しても、疎通確認可能
  • 11ac で中継機能使うと、ONU-WiFi 間の接続と WiFi-クライアント端末間の接続の両方でアンテナが必要になるので速度低下が予想されるが、自分の場合は元々の ONU の速度が 300M 位なのが、中継機能経由だと 200M になるとか、そういうレベルだった。WSR-2533DHP の 11ac は 4x4 なので、中継機能を使ったとしても、許容量は結構あると思われる