Azure Web Apps
Azure Web Apps + ASP.NET MVC でアプリケーションログを出力する場合、log4net などのログライブラリを使用するのも可能ではあるが、Azure のビルトインとして用意されている App Service ログを使用した方が、ちゃんとログ出力されるかなど余計な心配をし…
Azure Web Apps + ASP.NET の組み合わせでシステムを構築した場合、ページの初回表示が非常に遅い現象に見舞われる事がある。 どれぐらい遅いかと言うと、大体 10 ~ 30 秒ぐらい待つ感じ。 主な原因は下記 2 つ。 Azure Web Apps の「常時接続」設定がオフ…
Visual Studio から Azure 上の Functions リソースにプロジェクトを Web Deploy 発行する際、以下のようなエラーが発生することがある。 [出力] ウィンドウ 3>(2019/07/15 22:30:16) リモート コンピューターでの要求の処理中にエラーが発生しました。 3>Co…
Azure Web Apps では、自分で追加して使えるアプリ設定と同様、環境変数も動作環境の情報として取得して使うことが出来る。 参考のために、環境変数を全部出力した場合の例を記載する。 確認環境 確認に使用したアプリ: ASP.NET MVC (.NET Framework) アプリ…
App Service プランの Basic 以上は使用可能メモリの上限が決まっている。 同じ App Service プラン上に複数の Web Apps などを載せて使用することが出来るが、これはつまり、同じインスタンスのメモリを食い合っていることに他ならない。 例えば 5 個の Web…
Azure ポータルでは Web Apps に関して色々と操作出来るが、その際の稼働中 Web Apps の挙動について説明。 なお、Functions の挙動は異なるので注意 (https://poke-dev.hatenablog.com/entry/2019/11/24/160018)。 ここでは ASP.NET MVC のプロジェクト作成…
対象 ASP.NET MVC 5 (.NET Framework) + Azure Web Apps を対象とする。 不要なレスポンスヘッダーの削除 既定のままだと、レスポンスヘッダーには以下のような ASP.NET を示唆する情報が出力される。 Server: Microsoft-IIS/10.0 X-AspNet-Version: 4.0.303…
ASP.NET のセッション情報の格納先は、オンプレでは StateServer モードを使うことが多いと思う (InProc は使わない前提)。 オンプレではステートサービスを利用する方法で良いが、Azure Web Apps 上で動作させる場合、ステートサービスが利用できない。 代…
EF 側 EF を利用するプロジェクトと同じプロジェクトに EF を含めることも可能だが、xxx.DAL みたいな名前の専用プロジェクトを新規に作成して、そちらで管理した方が良いかも(お好きな方で) EF ライブラリは Nuget からインストールできる (Entity Framew…
一般的なプロジェクトの開発からリリースまでの流れとして、 ローカルや Azure 上の Dev 環境で開発 Azure 上のステージング環境でテスト Azure 上の本番環境にリリース となる事が多いと思うが(他知らないので、その前提で進めます)、このステップを踏む…
レイヤー構成図 赤枠は同一 App Service で 2 インスタンス使用している時の例 各レイヤーに関連する項目 スロット Azure ストレージ上の永続ストレージ (= デプロイしたアプリ) (d:\home) (スワップ対象) (*2) アプリ設定 (スワップ対象。スロット固定可) I…
Functions にフォーカスしているが、基盤としている App Service も基本的な考え方は同じ。 App Service では用途によって、ファイルストレージが 2 種類用意されている。永続ファイル用と、一時ファイル用。 App Service は同一アプリ用のインスタンスが複…
Azure Functions、と言うよりはその基盤となる App Service の仕組みになるが、通信に使用する IP が、1 つだけ使用するとかの単純な構成ではない。 まず、受信と送信で、別の口が用意されている。受信は 1 つで、送信は 4 つから 5 つの複数個用意されてい…