2019-01-01から1年間の記事一覧

Azure サービス プリンシパルの作成方法

Service Principal (SP) は、主にプログラムからの Azure リソース使用 (Azure PowerShell、Azure REST API など) や、Auzre DevOps との連携などで使用する(通常のアカウントも使えるけど)。 用途としては、アクセス制限を行った、プログラム専用のアカウ…

Azure Functions の host.json 設定変更時の注意点

Azure Functions では Functions 自体の動作設定を一部 host.json ファイルで定義している。 例えば代表的な設定で言うと、functionTimeout による最大実行時間の定義がある。 この設定を変更することで、関数の最大実行時間を 30 分などに伸ばしたりするこ…

Azure Functions タイマートリガーの強制終了について

Azure Functions では一回の実行の最大実行時間に制限があり、従量課金プランだと最大で 10 分間実行可能となる。App Service プランであればこの制限はない。 そのため、タイマートリガーでのバッチ実行なども、10 分までであればプランによらず可能だし、A…

Azure リソースで指定が必要となる BLOB アカウントの乱立予防

Azure BLOB Storage は、アプリのファイル入出力先に使う以外にも、Functions の制御ファイル置き場に必要となったり、各種 Azure リソースのログ出力先としても使用されることが多く、それぞれについて単純に毎回新しい BLOB アカウントを用意すると、その…

Azure Web Apps + ASP.NET MVC のアプリログ出力

Azure Web Apps + ASP.NET MVC でアプリケーションログを出力する場合、log4net などのログライブラリを使用するのも可能ではあるが、Azure のビルトインとして用意されている App Service ログを使用した方が、ちゃんとログ出力されるかなど余計な心配をし…

Surface Capabilities example | Actions on Google

Reference: Surface Capabilities | Conversational Actions | Google Developers Responses | Conversational Actions | Google Developers Example Capability Smart Phone Smart Display Wear OS Speaker Speaker(?) actions.capability.WEB_BROWSER x ac…

Actions on Google のスマートディスプレイ使用について

Actions on Google をスマートディスプレイで使用する場合の考慮事項について、確認して記載する。ここでは Rich response にフォーカスして確認する。 参考: Responses | Conversational Actions | Google Developers 基本事項 使用する要素によらず、Web …

C# Functions v2 + Git Submodule + Pipeline デプロイ

VS2019 + C# Functions v2 on Windows + Azure Repos + Git Submodule + Azure Pipelines を使用して、新規 Functions アプリの作成、リポジトリ登録から、Pipelines を使ったデプロイまでの一連の手順についての説明。 リポジトリからのデプロイは最終的に…

ThinkVision M14 (+ ThinkPad X1 Extreme) レビュー

USB-C 接続の 14 型モバイルモニター、ThinkVision M14 を買ったので、簡単にそのレビューを。 なお、接続する PC は、同じくレノボの ThinkPad X1 Extreme (初代) となります。 主なスペック 16:9 14.0 型液晶モバイルモニター マルチタッチ非対応、光沢な…

Outlook の予定表で、終日且つ予定ありの予定を入れる

Outlook の予定表で終日の予定(例えば全休とか)を入れる場合、入れ方として、日付の一番上の箇所に入れる方法がある。 これは編集画面では、「終日」チェックボックスにチェックが入った状態を表しており、手動で日時を設定しなくても終日の設定として入れ…

歯磨きのお勧めセット

ここでは歯磨き用商品としてワンタフト、ノーマル歯ブラシ、フロス、研磨剤なし歯磨き粉を紹介するが、基本的な使用順と使用方法は以下。 ワンタフトを歯磨き粉なしで使用。奥歯も含めて歯を一つ一つ入念に磨く ノーマル歯ブラシに研磨剤なし歯磨き粉を付け…

Azure Kusto クエリー構文の参考情報とか

Azure モニターや Application Insights、Log Analytics では KQL (Kusto query language) と呼ばれる独自 SQL 言語でクエリーを書く必要が出てくる。 独自 SQL 言語故に覚えて使いこなすのは正直困難だが、付け焼き刃でも良いので最低限のクエリーを書ける…

アプリ固有の Application Insights メトリック送信から、ダッシュボード表示まで

前提 C# Function v2 アプリ。Application Insights nuget パッケージはインストール済み Azure ポータルで Application Insights とは連携済み アプリから固有のメトリックを Application Insights に送信し、Azure ポータルで結果を確認したい 手順 アプリ…

VS の [チーム エクスプローラー] に一部 DevOps 項目が表示されない

Azure Repos でリポジトリ管理しているソリューションを Visual Studio で開いた際、[チーム エクスプローラー] ウィンドウのホームに、一部 DevOps 作業項目が表示されなくなる場合がある。 基本的なリポジトリ作業をする分にはこれでも特に支障ないが、他…

Visual Studio で TF30063 エラーが表示された時の対応

Visual Studio + Azure Repos で開発している場合、Azure DevOps で使用しているアカウントのパスワードを変更すると、VS でソリューションを開いた際に「TF30063: [リポジトリへのパス] へのアクセスが許可されていません」と表示される場合がある。 ネット…

Azure Redis Cache 使用時の注意点とか

Azure Redis Cache 使用時のクライアント設定など 基本的にはそこまで気にする必要ないが、.NET アプリの場合はスレッド数調整とか行わないと、タイムアウトなど発生する可能性があるっぽい。 参考 Intro to CLR ThreadPool Growth · GitHub Best practices …

Azure Repos と Git についてのメモ

Azure Repos と言うか Git として保存されるログの種別は、以下の 3 つ 全コミットログ プッシュログ コミットログ このうち、「全コミットログ」については特殊で、Azure DevOps UI からは見えない。 「プッシュログ」も「コミットログ」も最終的には「全コ…

Azure Web Apps + ASP.NET での初回ページ表示遅延対策

Azure Web Apps + ASP.NET の組み合わせでシステムを構築した場合、ページの初回表示が非常に遅い現象に見舞われる事がある。 どれぐらい遅いかと言うと、大体 10 ~ 30 秒ぐらい待つ感じ。 主な原因は下記 2 つ。 Azure Web Apps の「常時接続」設定がオフ…

Azure プラットフォームのサービス正常性アラート通知について

Azure プラットフォームでは定期的にメンテナンスが行われ、問題が発生した場合も MS 側で対応が行われるので、利用している側が動く必要は、基本的にあまりない。 但し、例えば障害発生中は Azure 上で動かしているアプリにも影響が出ている可能性があるの…

Actions on Google アプリへの Welcome Intent 定期アクセスについて

少し前から Actions on Google アプリに対して、8 分前後の間隔でヘルスチェック目的のクロールが行われるようになったようで、Dialogflow の History を見ると、GOOGLE_ASSISTANT_WELCOME の呼び出しが定期的に発生していることが確認できる。 Default Welc…

VS から Azure へ発行時、Could not find file エラーが発生する

Visual Studio から Azure 上の Functions リソースにプロジェクトを Web Deploy 発行する際、以下のようなエラーが発生することがある。 [出力] ウィンドウ 3>(2019/07/15 22:30:16) リモート コンピューターでの要求の処理中にエラーが発生しました。 3>Co…

Azure Storage Emulator が起動できない時の対応

Azure Storage Emulator は Azure Functions のローカル実行時などに利用される。 起動できない場合の原因や対処方法は色々とあると思うが、自分が遭遇した問題についての対処方法。 Azure Storage Emulator の仕組み Azure Storage Emulator は内部では MSS…

Outlook で送信トレイに入ったメールが送信されない時の対応方法

現象 メール送信しても、送信トレイに入ったまま送信されない 送信トレイに入ったままのメールを開いて再度送信しても、送信トレイに残ったまま送信されない 日付が「なし」に分類されている 対応方法 「送信トレイ」から「下書き」フォルダにメールをドラッ…

ThinkPad X1 Extreme の USB PD 充電について

ThinkPad X1 Extreme では USB Type-C を使った USB PD 充電が行えるが、保証はされていないようなので実際に充電できるのか確認してみた。 充電に使用したアダプタ 87W USB Type-C 充電器は新型Macbook Pro 15インチノートパソコン対応、USB Type-C to USB …

Azure Functions のタイマートリガーについて

関数を指定したスケジュールに従って実行するトリガー (Timer trigger for Azure Functions | Microsoft Docs) スケジュールは、CRON 式 (Azure Functions のタイマー トリガー | Microsoft Docs) で指定する。CRON 式の一番左のフィールドは分ではなく秒な…

mineo 注意事項

基本事項 余った通信容量は翌月まで持ち越し可能 基本データ容量変更は、25 日までに行えば翌月から適用。26 日から月末の間は変更不可 解約処理可能な時間帯は、9-21 時 フリータンク 利用可能期間は、21 日から月末の前日まで 最大利用回数は月 2 回まで …

Azure Web Apps の環境変数例

Azure Web Apps では、自分で追加して使えるアプリ設定と同様、環境変数も動作環境の情報として取得して使うことが出来る。 参考のために、環境変数を全部出力した場合の例を記載する。 確認環境 確認に使用したアプリ: ASP.NET MVC (.NET Framework) アプリ…

Azure App Service で Azure PowerShell を使う

ちゃんと動作確認したのは Azure Functions だけど、基本的には Azure App Service の制限の話のはずなので、Web Apps とかでも考え方は同じはず。 Azure Functions で Automation 使用して .NET から Azure PowerShell を使う場合、考慮が必要なのは下記 3 …

RDManager (旧 RDReserveChecker)

東芝のHDDレコーダー、DBR-Z260、RD-X9、RD-X7 もしくは RD-X6 と連携させて使用するソフト。 主な機能 RD 録画予約一覧の取得 テレビ王国番組表からの番組データ取得と、録画予約一覧との突き合わせ キーワードなどの条件を入力しての番組データ検索 録画予…

Azure App Service のメモリ使用率について

App Service プランの Basic 以上は使用可能メモリの上限が決まっている。 同じ App Service プラン上に複数の Web Apps などを載せて使用することが出来るが、これはつまり、同じインスタンスのメモリを食い合っていることに他ならない。 例えば 5 個の Web…