Azure プラットフォームでは定期的にメンテナンスが行われ、問題が発生した場合も MS 側で対応が行われるので、利用している側が動く必要は、基本的にあまりない。 但し、例えば障害発生中は Azure 上で動かしているアプリにも影響が出ている可能性があるので、発生している問題の状況については把握しておき、必要に応じて対処する必要がある。
Azure プラットフォームで問題が発生した場合やメンテナンスが予定されている場合などは、Azure モニターのアラート機能を使用して状況の通知を受けることができるので、これを利用する。 基本的にサブスクリプションごとの通知設定が必要となるが、少なくとも、本番環境については通知を受けるようにしておき、状況を常に把握できるようにしておく必要がある。
通知設定手順
- 通知設定を行いたいサブスクリプションを Azure ポータルで開く
左のブレードから、[モニター] - [Service Health] - [正常性アラート] の順にクリックし、[サービス正常性アラートの作成] をクリックする
「ルールの作成」画面が表示されたら、通知先 (アクション) の情報やルール名などを適宜設定し、ルールを作成する。この際「リージョン」設定については、基本的に全項目を選択しておいた方が無難と思われる (特定リージョンのみで全リソースが作成できることなどほとんどないため)
当該サブスクリプションに影響する問題が発生した際などに、以下のようなメールが送信される