マキタ 充電式チェーンソーのリーフスプリング交換

マキタの充電式チェーンソー、UC121DRF のリーフスプリングを壊してしまい、自分で交換したのでその内容についてのメモ。


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対象製品

マキタ 充電式チェーンソー 14.4V UC121DRF

箇所 (リーフスプリング)

以下の、ガイドバーを押さえつける鉄の部品。リーフスプリングと言うらしい。

自分の状況

チェーンソーを購入して一番初めに使った時に、チェーンを絡ませてしまって強引に外す行為をしてしまい、結果的にリーフスプリングを変な形に曲げてしまった。 その際、元の形が分からず適当に自分で曲げ直してしまい、以下のような状態にしてしまったが、当たり前だけど元の状態じゃなく、ガイドバーが適切な状態に固定されなくなってしまい、チェーンが外れやすくなって危険な状態になってしまった。 ※ 上記の形は正しくない形 (後から見ると、マジで適当すぎる・・・)

騙し騙し使っていたが近所にマキタの店舗があることを知り、相談してみたら部品の取り寄せ可能と言うことで、部品を取り寄せてもらって自分で交換したので、その時の作業内容を記載する。

必要な部品

お値段は 300 円。オンラインでも注文できるっぽいけど、部品が本当に合ってるか自信がなければマキタ店舗で相談するのが確実。取り寄せはしてくれるはずだし、交換に自信がなければ本体を持ち込めば有償修理してくれるはず。

交換手順

基本的には以下の番号順に 7 のリーフスプリングまで外していけばよい。ガイドバーを外すところまでは問題ないと思うが、問題になるのが 5 のスプロケットを外す作業。

より正確には、スプロケットを止めている 4 の E リングを外すのが、結構大変。

単純にリングの形状で嵌まっているだけなので、何か特殊な道具が必要と言うわけではなく、小さいマイナスドライバーを差し込んでうまくやれば外れる。のだが、慣れないとリングがクルクル回ったりして、なかなか外れない・・・。 結構強引にやる必要があるが、実際に外すシーンは以下の動画なども参考になる。

リーフスプリングの新品は以下のような形状。

スプロケットを外した状態。

スプロケットを外すと、その下のカバーを外すことが出来る。

カバーを外すと、カバーで挟まれていたリーフスプリングをようやく外すことが出来る。右下はこれから交換する新品のリーフスプリング。

交換後のリーフスプリングの状態は以下。これであれば、ガイドバーが適切に押さえられる(当たり前だけど・・・)。

交換したら、後は逆の手順で組み立てて作業完了。

補足

リーフスプリングの交換時以外にも、例えばシュロの木を切ったりすると大量の毛が絡まる可能性があり、その場合チェンやスプロケット周りだけでなくスプロケットを回す軸の所にも絡まることがある。 そういう場合は一旦スプロケットを外してカバーを開けないと、軸に絡みついた毛などの除去が出来ない。また、絡まっているかどうかもスプロケット外さないと確認できないので、定期的に開けて見た方が良いのかもしれない。